自分の過失分も含まれる

xf1925061796l交通事故が発生した場合、当事者は被害者と加害者に分かれることになります。しかし、加害者となったからといって、発生した交通事故に対し全過失があるというわけではありません。交通事故では、過失割合という考え方でそれぞれの過失の割合を考えていきます。もし、信号や横断歩道の無い場所で道路を横断しようとして車にはねられたという交通事故が発生した場合、はねた車の運転手が加害者となりますが、はねられた人の側にも『信号や横断歩道のない場所で道路を横断した』ことについて過失があると判断されます。そうなりますと当事者それぞれの過失割合が判断され、その過失分に応じて賠償額が減額されることになります。例えば、前述の交通事故による過失割合が運転手70に対しはねられた人が30と判断され、損害賠償額が200万円と算定された場合には、その損害賠償額からはねられた人の過失分(30パーセント)を減額し、実際の支払額は170万円となります。この過失割合は交通事故の損害賠償額を算定する際に非常に重要な事項です。全く非が無い事故と思っていても、加害者側の任意保険会社から過失分を差し引かれることもあります。過失割合は、警察が決めるのではなく交通事故の当事者による合意により決定しますので、不満がある場合には加害者側である任意保険会社との交渉が必要となります。

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